5月というと、爽やかな春の日差しでとても気持ちの良い季節ですが、実はこの季節には大きな落とし穴があるんです。
今年もすでに気温が上がりまだ4月なのに夏日なんて日もありました。
この時期の気温上昇には身体がまだ慣れてなく、体温調節がうまくできないようです。
体温調節に欠かせない物といえば、水分!!
1日1.5㍑、もしくは1㍑ですら、摂っているという方はとても少ないのではないでしょうか?体内の水分量が少ないので、体温が上昇しても調節ができず、熱中症になってしまいます。毎年5月頃から熱中症で救急搬送される方が増えてきているので、気をつけたいですね。ちなみに水分は少量をこまめに摂ることをオススメ致します。
水分は麦茶やお水など、なるべくカフェインの入っていないもので摂っていただけると良いかと思います。コーヒーや紅茶で喉を潤わすこともできますが、こちらは趣向品と考えていただき、こればっかりにならないようにしてください。
もちろんアルコールも趣向品です(笑)
アルコールやカフェインを多く含む飲料は利尿作用を促進させてしまうため、結果的に身体の水分量は減少してしまうのです。
スポーツドリンクは糖分が入っていますが、運動中であれば気にせず飲んでください。糖が含まれていることによって、体内への吸収が速やかにおこなわれます。
ただし、普段の水分補給としてスポーツ飲料を摂ってしまうと糖の摂りすぎで肥満になってしまうこともありますので、注意が必要です。
水分を正しく摂取し、今年も熱中症予防をしていきましょう。
健康運動指導士 中村修