1月の初めに理学療法士の先生がおこなう、筋膜リリースの教室に参加させていただきました。
「筋膜リリース」という言葉は知っていましたが、
実際はどういうものなのか?
どのようにするのか?
全くわからないまま、予備知識もいれずに参加しました。
まずは筋膜について簡単に、しかも分りやすく説明をしてくれました。
筋膜を想像しやすいように鶏肉で例えていて、皮を剥いだときにお肉の表面に
透明のうす~い膜があるのですが、その膜こそが筋膜なんです。
参加者のほとんどは女性だったので、すぐに理解していて
イメージしやすかったようです。
難しいことをいかに簡単に伝えることができるか。
その対象者に合わせた例えで話すことができるか。
簡単そうでとても難しいこと。
そしてとても大事なこと。
話を戻しますが、筋膜リリース
どのようなプログラムなのか
ちょっと想像していたものと違って
軽めのストレッチを30秒~90秒おこなうというもの
これで筋膜の“ねじれ”や“よじれ”が元に戻り、筋肉が正しく動けるように
回復するというものでした。
実際にリリース前とリリース後では、からだの動かしやすさに差がありました。
難しいことはやっていないのに、違いを体感できるとうれしいですね。
いつもは筋肉をほぐすという意識でストレッチをしていましたが、
ときには、筋膜をほぐす意識で軽めのストレッチをゆったりするのも
大事だなと、とても勉強になりました。
ちなみに筋肉も筋膜も強すぎるストレッチはあまり効果を期待できませんので、
頑張りすぎないようにしましょう。
まだまだ、寒い日は続きますのでケガのないようにお過ごしください。
健康運動指導士 中村修